三宅リハビリテーション病院

2022年9月28日

パーキンソン病のすくみ足への対処方法をご紹介(L字型の杖)

パーキンソン病診療ガイドライン2018によると、パーキンソン病におけるすくみ足は出現頻度が高く、47%に認められるとの報告があります。 急がされたときや狭い通路の通過時、方向転換時に生じやすいため、転倒など日常生活にも支障が大きい症状の一つです。すくみ足は、階段を上る、床に描いた線をまたぐなど目印(Cue)があると軽減し、この現象は矛盾性運動(kinesie paradoxale)として治療に応用されています。 今回は、3Dプリンターで杖先がL字型になるように部品を作成し、杖先を視覚的なCueとして活用した実際の様子をご覧ください。

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