Miyake Medical Institute Group

附属 三宅リハビリテーション病院

 

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附属 三宅リハビリテーション病院

パーキンソン病への取り組み

香川県ではパーキンソン病に特化し、脳神経内科医を含む多職種が連携してリハビリテーションプログラムを提供している施設が少なく、急性期から回復期を通じたリハビリテーションや自宅・地域への復帰を支援する医療はまだまだ不足している現状があります。

近年ではパーキンソン病の患者さまを対象とした短期間の入院による集中的なリハビリテーションの効果が報告されています。そのような現状を踏まえ、今秋より当院でもパーキンソン病の患者さまへの短期間の入院による集中的なリハビリテーションの提供を開始しました。

リハビリテーションプログラムは、患者様の状態に応じて、大きく分けて入院期間14日コースと28日コースの二つを設けています。
*脳神経内科医の診察に基づき、入院による短期集中リハビリテーションが適応と判断された方が対象となります。 

入院の流れ

紹介流れ

集中リハビリテーションについては こちら

患者様を支援する輪

入院中のスケジュール

入院に関するQ&A

A.可能であればご準備を頂きたいと考えておりますが、困難な場合には地域連携室までご相談下さい。
三宅リハビリテーション病院地域連携室 TEL 087-831-2101

A.「入院される方へ」をご参照下さい。

A.入院費用は健康保険法等で定める点数(入院料、投薬料、注射料、検査料など)によるほか、当院で定めた料金に基づいて計算しております。
個室料金、食事療養費には健康保険が適用されませんのでご了承下さい。

※入院中の食事代として診療費とは別に1食460円ご負担頂きます。

A.当院では主治医の指示に基づき、入院初日よりリハビリテーションを開始し、担当スタッフが患者様の状態に応じて訓練メニューを作成します。身体機能の評価を踏まえた上、1日約2時間程度のリハビリ(理学・作業・言語聴覚療法)+自主トレーニングを実施します。また、土日も同様にリハビリテーションを提供しております。

A.他医療機関からのご紹介の方は原則、退院後はご紹介元の医療機関でのフォロー継続となります。
あくまで主治医の判断によりますが、退院後も当院外来リハビリテーションや通所リハビリテーションにてリハビリテーションを継続されている方も多数いらっしゃいます。

LSVTについて

当院ではLSVT BIG(リーシルバーマン、ビッグ運動療法)と呼ばれているパーキンソン病に特化したリハビリテーションを実施しています。
LSVT BIGは米国のRamingによりパーキンソン病の発話明瞭度の改善を目的に開発されたLSVT LOUDの概念が基本となっています。
LSVT LOUDは薬と同等のレベル1のエビデンスが証明されています。
このリハビリの特徴的な点は、「動作の速さ」よりもむしろ「大きさ」の改善に焦点を当てていることです。
このリハビリプログラムの実施に当たっては担当する理学、作業療法士がその方法論や訓練方法について所定の研修を受けて認定されることが必要です。当院では6名の有資格者が中心となり、このプログラムを実施しています。

LSVT BIGで目指す到達目標

注意事項

STEP1
自分の動きの大きさを自覚できる。
STEP2
他者の声掛けにより大きな動きができる。
STEP3
訓練場面で自発的に大きな動きができる。
STEP4
生活場面にて自発的に大きな動作ができる。

LSVD LOUD&BIGをお受けいただくために、下記適応基準に合うかどうか確認させていただきます。

① 症状が安定している。(服薬コントロール)
② リハビリや自主トレが意欲的に行える。
③ 声かけのもと、動作の大きさに変化が生じる。
④ 短期集中リハビリテーションプログラムにより改善が見込まれる。
⑤ 週4回×4週間 計16回の通院が可能である。(※通院の方のみ)

(初期・最終評価を含め計18回)これら5つの基準に合う場合にお受けいただけます。詳しくは一度お問い合わせください。

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