在宅サービス

2021年9月2日

住み慣れた家で、望む生活を

訪問リハビリの利用者様です。過去に大腿骨を骨折しているため転倒しやすいというリスクがあり、また、変形性膝関節症も進行し自宅内の移動に困難さが生じています。高齢なこともあり、自宅での一人暮らしは難しいと理解されていますが、ご本人はできるだけ永く住み慣れたお家で過ごしたいと望んでいます。先日、関係者の意向を共有するために当院主治医やご家族とともにリハビリ会議を開催しました。みんなの想いを共有した上で、まずは自宅内を最短距離で安全に移動するため、歩行器の使用ができず杖歩行が必要となる寝室の環境変更を提案しました。ケアマネジャーや福祉用具業者の協力もあり、これまで通り日課が行えてご本人が納得されるギリギリまでベッドを寄せて、数歩で廊下の歩行器まで移動ができるようになりました。今後も小さな事から改善し身体への負担を減らしながら、ご本人の望む生活を継続できるよう支援したいと思います。

お知らせ一覧

© Copyright 2019 Miyake Medical Institute Group. All rights reserved.

PAGE TOP