健康コラム

2023年12月21日

“生姜”

~生姜で冬を乗り切ろう~

12月に入り、冬の寒さも本格的になりましたが、皆様は寒さ対策や体調管理をしっかりされているでしょうか。
さて、今回は体調を崩しやすい寒い冬に、ぜひ取り入れていただきたい「生姜」について、ご紹介させていただきます。

生姜は、生で食べるか加熱して食べるかで効果・効能が異なるため、体調に合わせて使い分けることができます。
【軽い発熱時や、むくみが気になるとき】
生の生姜には「ジンゲロール」という成分が多く含まれています。
「ジンゲロール」には血流を促進させる働きや発汗作用があるため、結果的に体を冷ます効果があります。

【冷え性やダイエットのとき】
生姜を加熱や乾燥させた場合、「ジンゲロール」が「ショウガオール」という成分に変化します。
「ショウガオール」には、脂肪や糖の代謝を促進し、体の中から発熱させる効果があります。

そのため、体調を崩して軽い発熱の症状が出た場合は生の生姜を、寒い冬に体を温めたい場合は加熱・乾燥させた生姜を食べるとより効果的です。

1日の摂取量の目安は、生の生姜スライス5~6枚(約10g)、
生姜パウダー小さじ1(約2g)程度です。

寒くて体調の崩しやすい冬におすすめの生姜レシピをご紹介させていただきます。

 

〖材料〗
・豚肩ロース…70g(約5枚)
・小麦粉…3g(小さじ1/2)
・玉ねぎ…40g(約1/8個)
・油…2g(小さじ1)
A
・塩麹…3g
・混合だし(かつお・昆布)…0.5g
B
・生姜…3g
・濃口醤油…3g
・みりん…5g

豚肉の生姜焼き

【作り方】

1. 豚肉とAを半日~1日漬ける

2. 生姜をすりおろし、Bと合わせる

3. 豚肉を漬け汁から取り出し、小麦粉をまぶす

4. フライパンに油をひき、中火で熱する。玉ねぎを炒める

5.玉葱がしんなりしたら豚肉を入れ、炒める

6.豚肉を裏返し、火が通ったら完成

栄養価はエネルギー228㎉、たんぱく質11.1g、脂質14.9g、炭水化物10.2gです。
豚肉には疲労回復や代謝促進の効果があるビタミンB1が多く含まれており、生姜と合わせることでより代謝を促進して体を温める効果が期待できます。

まだまだ寒い季節が続きますので、日々の生活の中に少しずつ生姜を取り入れてみてください。

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© Copyright 2019 Miyake Medical Institute Group. All rights reserved.

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